依存症は心の病気|もう依存しない治療を受けることに異存なし

男性に多い回避依存症

考える女性

男性に多く見られる依存症に「回避依存症」が挙げられます。回避依存症は、人との繋がりを極度に避け、自分のことを認めてくれる人とのみ関係を築きます。そのため、自分のことを好きになってくれる人のことを好む傾向があります。回避依存症の人は自信家で積極的に活動するや野心家のように見られます。しかし、内面は人に捨てられたときや相手に幻滅されることを怖がっており、人と親密な関係になることに恐怖心を抱いています。寂しがり屋の特徴ももっているので、不特定多数の人と関係をもつこともあります。一方で、回避依存症の中には極度に人との関係を避ける傾向の人もいます。人間関係を築くことなく、異性との出会いを避け人と関わることのない趣味にのめり込みます。また、性に関することを極度に避けることもあります。不特定多数の人と関係をもつタイプの人もいれば、それらを避けるタイプもいるのです。このように回避依存症にはさまざまな特徴があるので一概には回避依存症だと診断しづらく、周囲もそれに気づきにくいといった特徴がありますが、人に嫌われることを極度に怖がっている人や深い関係になるのを避ける人が回避依存症だといえます。

回避依存症の人は恋愛において常に自分が優位に立つことを望みます。そのため、自分のことを必要としてくれる人や、好んでくれる人を欲する傾向があります。また、回避依存症の人は異性からモテる傾向があります。なぜなら、異性に気に入られるために理想の恋人を演じ、相手の気を引くために努力するためです。しかし、回避依存症が進行すると次第にDVやモラルハラスメントを行なう傾向があります。相手の気を引きたい、相手が自分から離れるのが怖いということからそのような行動に出るのです。その他にも依存症が進むとアルコール依存症やギャンブル依存症などを発症します。回避依存症の人は深い関係を築くことに恐怖心を抱いているため、相手にのめり込まないようにアルコールやギャンブルに走る傾向があるのです。回避依存症の男性と、恋愛依存症の女性は惹かれやすく関係をもちやすいとされています。回避依存症の人は主導権を握りたいと思っており、恋愛依存症の人は相手に全てあわせてしまう弱い立場の人が多いためです。また、回避依存症の人はわざとそっけなくしたり、連絡を無視したりと不可解な行動をよくとります。これは、相手に追いかけてほしいという気持ちや、常に自分のことを考えてほしいという気持ちからです。しかし、束縛されたと感じるとすぐに離れてしまう傾向があるので注意が必要です。

回避依存症の人は主に白黒思考や、マイナス思考、一般化思考、自己感情や根拠のない結論で決めつける決めつけ思考といった特徴が挙げられます。自分のことを第一に考える特徴があるため、他者への思いやりが欠けており、人間関係を損得勘定で築きます。また、味方や敵などと他人を位置づけたり、何もかもマイナス思考に考えたりします。回避依存症は改善することができるので、精神科や心療内科で受診しましょう。また、回避依存症は心の病気だといわれているため、薬や治療でのみ完治させるのは難しいといえます。自分自身の行動を見直し、原因となっている深層心理に気付くことが大切です。さらに、周囲の人も回避依存症を改善するために手助けしてあげる必要があります。回避依存症の人はマイナス思考のため、自分一人で改善するのは難しいといえます。クリニックで信頼できる医師とカウンセングを重ねていくことが重要です。