依存症は心の病気|もう依存しない治療を受けることに異存なし

生活を脅かす行動嗜癖

頭を抱える男性

依存症の中でも生活に悪影響を与えてしまうのが「行動嗜癖(こうどうしへき)」です。行動嗜癖の主な特徴は「ギャンブル依存症」や「摂食障害」「買い物依存症」などです。生活が困難になるまでパチンコやギャンブルに生活資金を費やしてしまう人や、朝から晩までギャンブルをしてしまう人がこのギャンブル依存症に該当します。摂食障害には過食症と拒食症があります。過食症の人は一見大食いのように見えますが、実際は食べた直後に嘔吐を繰り返します。またすぐに過食を行なうなどの異常な行動が特徴です。それに反し、拒食症の人は一切食事を食べなくなってしまいます。ダイットをして始めた食事制限が徐々にエスカレートし、食事を一切受け付けなくなってしまうのです。体重が急激に減少し、動くことが困難になってしまいます。また、必要もないのに何度も買い物を繰り返してしまう人は買い物依存症に当てはまります。買い物依存症は生活費を買い物に費やしてしまうため、多額の借金をしてしまう傾向があります。ちなみに、借金癖がある人も行動嗜癖に該当します。

ギャンブル依存症は主に大人の人が発症する傾向があります。ギャンブルは法律で年齢制限が設けられているため、ある程度大人になれば法律を気にすることなくギャンブルを楽しむことができます。また、自分で稼いだお金をギャンブルに費やす人が多く、周囲もきつく注意することができません。さらに、趣味として始める人も多く気づかないうちにギャンブル依存症になってしまうのです。ギャンブル依存症とは反対に、思春期や若い女性に多く見られるのが摂食障害です。摂食障害は美に興味がある若い女性がなりやすいといわれています。ダイエットや美容目的で食事制限を始めたところ、次第に食べ物が受け付けなくなってしまい拒食症になってしまうのです。異常なほどやせ細っても本人はそれを自覚することができないため、より痩せたいと強く願ってしまいます。拒食症が改善されると次に過食症を発症する人が多くいます。過度なストレスが原因となり、拒食症や過食症を患ってしまうのです。女性に多く見られる買い物依存症は、買い物をすることで得られるドーパミンが影響します。特に女性は買い物をすることで満足感を得ることができるので、買い物依存症になりやすいといえます。高級バッグやブランド物のアイテムを頻繁に購入している人は買い物依存症の傾向があるので周りが注意する必要があります。行動嗜癖は仕事や日常生活のストレスにより発症する人がほとんどなので、改善するには精神科や心療内科など專門のクリニックで治療を受けることが大切です。